コラム

column

鉄道電気工事で頻繁に登場するトロリー線とは?

こんにちは!
鉄道工事や鉄道電気工事を手掛けている名泗架線工事株式会社です!
三重県四日市市に本社を構え、鉄道電気工事業者としてさまざまなお客様に工事を手掛けてまいりました。
愛知県名古屋市を中心とした東海三県で業務を行っております。
皆様は、「トロリー線」というものをご存じですか?
実は、鉄道電気工事では頻繁に登場するものなのです。
今回は、そんなトロリー線についてご紹介します。
なお、現在弊社では新規現場スタッフを募集中です。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

トロリー線とは?

はてなマーク
トロリー線とは、電車の移動のために必要な電気エネルギーを電車に送るための電線のことです。
電車線や架空電線とも呼ばれており、鉄道電気工事の現場では頻繁に取り扱います。
トロリー線の仕組みは、まず変電所からトロリー線を伝って電気が流れ、その電気を電車の屋根部分に設置されている「パンタグラフ」がキャッチして電車に電気を流すようなかたちです。
トロリー線を伝って流れる電気は、電車の走行だけに限らず、電車内の照明や空調設備といった電気設備の稼働にも使用されています。
このように、電車の安定した運行にはトロリー線が欠かせないのです。
もし、トロリー線が劣化していると、電車を快適に運行できず、トラブルが発生する可能性があります。
そのため、メンテナンスをしっかり行い、電気を安定して送り続けられるようにすることが重要です。
鉄道電気工事士は、非常に重要な役割を持っています。

トロリー線の特徴

トロリー線は電車の種類や運行形態によって、形状や材質が異なります。
基本的に硬銅が使用されており、左右対称の形状で溝があるのが特徴です。
また、硬銅の周囲を更に銅の被膜で覆ったCSトロリー線(銅覆銅トロリー線)や、PHCトロリー線(析出強化型銅合金トロリー線)など、新幹線用の頑丈なトロリー線があります。
鉄道電気工事の現場では、さまざまな種類のトロリー線の材質や形状をしっかり把握しながら、劣化具合を検査してメンテナンスを行っています。

【求人】新規電気工事士募集中!

JOBブロックと虫眼鏡
電気工事の職人を目指す方は、弊社で働きませんか?
現在、電車線工事に付随する鉄道電気工事の現場に携わるスタッフを新規募集中です。
主に愛知県名古屋市といった東海三県での作業となります。
弊社は未経験の方でも働きやすい職場環境であるのが特徴です。
入社後にいきなり線路内で作業をすることはありません。
まずは一日研修を受けていただき、基本的な知識を習得してから携わっていただきますのでご安心ください。
また、資格取得支援制度を設けておりますので、未経験からでもすぐにスキルアップできます。
皆様からのご応募を、心よりお待ちしております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。