コラム

column

知っておくと作業効率UP!電車線張替に必要な工具

こんにちは!三重県四日市市を拠点に、東海三県において鉄道に関する電気工事や電車線工事に携わる名泗架線工事株式会社です。
電車線張替工事では、高所作業用バケットのついた車両を使って高い位置にある電車線の確認・作業を行います。
現場ではさまざまな特殊工具を用いて作業を行っており、事前に知っておくと手際よく準備を整えられるでしょう。
今回は電車線張替に必要な工具をご紹介します。

セビ(セミ)ロープ

青ハテナ
電車線張替工事では、旧線の撤去・切断・引き下げにセビ(セミ)ロープを使います。
セビ(セミ)とは金車(1金と2金)を用いることで、引く力を1/4にできる仕組みになっているのです。
高所作業中はロープを用いて資材や工具などを地上から引き上げるため、金車を増やして引く力を減らします。
工事用ロープは高強度・低伸度・操作性の良い高機能繊維ロープなど、しっかりとした性能と能力のあるものを採用します。

張線器

張線器はシメラーとも呼ばれ、架線やワイヤーなどを一時的に固定するための道具です。
本体には巻ワイヤーが収納されており、ラチェットギアとクラッチ機構によって、引っ張ったり緩めたりして使えます。
本体のハンドルを回すと人の何倍もの力でワイヤーを引っ張ることが可能です。
架線やワイヤーなどのたるみは、張線器を用いて架線などを手繰り寄せ、支柱などに固定した後に安全を確認し張線器を外すと良いでしょう。

ボルトクリッパー・ハンマー

ボルトクリッパーは、太い電線やメッセンジャーワイヤー、鉄線などを切断するときに使う工具であり手動式・油圧式があります。
現場では目的にあわせてボルトクリッパー・斜め型・ワイヤーカッターの3種を使い分けています。
石頭(せっとう)ハンマーは通常の釘を打つハンマーより大きく、いろいろな用途に使える工具です。
点検ハンマーは継ぎ目などの緩みを打音で確認する細いハンマーで、叩く部分が太い大ハンマー、樹脂やゴム性のハンマーもあります。

【求人】名泗架線工事では新規スタッフを募集中!

履歴書と文庫
ただいま、弊社では業務拡大を見据え電気工事士を募集しています。
鉄道電気工事は人々にとって不可欠な公共交通の安心を支えており、強い責任感と丁寧な仕事が求められます。
弊社は長年、愛知県名古屋市などで鉄道電気工事の業務に携わり、丁寧かつ高品質な施工をご提供してまいりました。
私たちと技術を高め、社会を豊かにする仕事を一緒にしませんか。
鉄道関係の仕事に興味のある方は、採用情報ページまたはお電話にご連絡ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。