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電車線工事に携わる方必見!電車線設備を徹底解説

こんにちは!三重県四日市市に本社を置き、東海三県における鉄道関係の電気工事を承っております名泗架線工事株式会社です。
鉄道は変電所から供給される電気を各設備に送って動かしており、鉄道電気工事によって鉄道の安全・安定輸送を支えています。
設備はさまざまな種類があるため、これから電車線工事に携わる方は事前に知っておくと良いでしょう。
今回は電車線工事に携わる方の知識として電車線設備をご紹介します。

ビーム・可動ブラケット・がいし

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ビームは架線柱に取り付けるものであり、線路を挟んだ架線柱を橋渡しにすると架線柱の張力による傾きや歪みを防止できます。
種類はいろいろあり、スパン線ビーム・トラスビーム・クロスビーム・鋼管ビームがあります。
可動ブラケットは電柱への取り付け部分を中心に水平回転できる支持装置であり、温度変化などによる架線の伸縮に対応する設備です。
がいし(碍子)は電線などを支持するために用いられる絶縁物であり、絶縁体には一般的に陶器が使われます。

ちょう架線・トロリー線・ハンガ

ちょう架線とはトロリー線を吊り下げるロープを指し、架線を構成する重要な構造物のひとつです。
支点間にちょう架線を張り、トロリー線がデコボコしないようにハンガで吊るすという役割があります。
トロリー線は架線の最下部にあり、パンタグラフに接触することで電車に電力を供給する電線です。
ハンガとは補助ちょう架線からトロリー線を吊り下げる設備であり、破損を発見したときは即修繕を行います。

き電線・き電分岐線

き電線はトロリー線に電力を供給するために架線に並行して設ける電力線です。
直流き電区間では数百メートルごとに、き電分岐線を通してトロリー線に電力を供給します。
また、き電線には数千アンペアの非常に大きな電流が流れるため、太い電線を使用しています。
き電分岐線はき電線とトロリー線を接続する電線であり、変電所から送られた電気は、き電線・き電分岐線・トロリー線の順に流れているのです。

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