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鉄道電車線工事に興味のある方必見!電車線設備の役割を解説

こんにちは!名泗架線工事株式会社です。
三重県四日市市に事務所を構え、愛知県名古屋市などで鉄道電気工事を手掛ける会社です。
鉄道関係の仕事は、人々の生活に必要不可欠なインフラを整備する役割があります。
電車線設備の工事においてまず知っておくべきなのは、「どのような設備がどのような働きをするのか」ではないでしょうか。
今回はそれらの設備の名称と役割について解説していきます。

トロリ線

夜4
まず、トロリ線と呼ばれる電車の真上を通る線です。
こちらは電線で、電車に電気を供給するための大事な線です。
この電線と、電車上部に設置されたパンタグラフという集電装置が接触することによって電車に電気が電車に送られます。

ちょう架線

ちょう架線は、トロリ線をまっすぐ吊り下げるための支えになる重要な役割を持っています。
ちょう架線がないと、トロリ線がたるみやすく、パンタグラフがトロリ線を押し上げるため、余計な摩擦が発生しトロリ線の寿命を縮めるだけでなく、離線する危険性があるのです。
このちょう架線があることによって、安全に電車が走っているといっても過言ではありません。
ちょう架線は一般的に、亜鉛メッキ銅の素材で作られています。

き電線

き電線は電鉄変電所から直接流れてくる電流を流します。
なぜそのような通電法を取るかというと、集電装置に接するトロリ線だけで全ての電気を流すことができないからです。
もしも、き電線を排除してトロリ線だけで電流を流そうとした場合、トロリ線をもっと太くしなければなりません。
しかし、トロリ線を太くしてしまうと、バウンドが生じて離線する危険性があるのです。
き電線はトロリ線やちょう架線と比べると一際太いため、すぐに見つけることができるでしょう。
このようにき電線は縁の下の力持ちのような役割を担っているのです。

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