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鉄道電気工事のお仕事!架線とトロリ線の給電方法

こんにちは!三重県四日市市や愛知県名古屋市など、主に東海3県で鉄道関係の電気工事を行っております、名泗架線工事株式会社です。
皆様は、電車がどのようにエネルギーを取り入れて走行しているかご存知でしょうか。
今回は鉄道工事に関わる架線とトロリ線の電車への給電方法についてご紹介いたします。

架線とトロリ線

夜2
電車が運行する際に、目視で確認できる、上に垂れた電線のことを架線と呼びます。
架線の正式名称は架空電車線であり、電車に一定の電力を供給するために取り付けられているものです。
トロリ線とは、この架線の一部の線であり、電車に取り付けられたパンダグラフに接して、電気を送り込む役目を担っています。
また、ハンガーと呼ばれる吊り金具から、トロリ線が吊り下げられている架線構造をカテナリ式電車線と呼びます。

電車への給電方法

鉄道会社は、発電所から送られてきた電力を変電所に送り込み、適度な電力に変えてトロリ線に流します。
電車はトロリ線を通して流れてきた電力を、パンダグラフと呼ばれる装置から受け取ります。
電力は車輪の回転に用いられた後に、電車の下の線路からレールを流れて変電所に戻っていくという仕組みです。
この仕組みより、電車は自動車のように燃料を補給する必要はなく、継続して長い距離を走れます。

鉄道電気工事が必要な場面

鉄道電気工事は、架線や鉄道の変電所のみに関わる工事だけではありません。
電車が安全に走行するために必要な信号機や鉄道の照明をメンテナンス・点検する作業も鉄道電気工事の一部です。
また、鉄道電気工事では、メンテナンスや整備だけに留まらず、新しく照明を新設したり、古い電線から新しい電線に張り替えたりする工事も行われています。
鉄道電気工事は、電車が安全に走行する上で必要不可欠な、やりがいのある工事だといえるでしょう。

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